パフォーマンスの範囲
流量:Q=0.45 ~ 16.7m³/s
揚程:H=5.7 ~ 60m
モデルの説明
例:1400 HLB-26 A
1400−ポンプ吐出口管径(mm)、
HLB−縦型斜流ポンプ、
26−ポンプ設計点揚程(m)、
A-A、B、C……インペラ切断順序の符号
構造の説明
1.取り付け方式
単層基礎:電動機とポンプは1つの基礎層に直列に取り付けられ、ポンプ吐出管はポンプ基礎層の下に配置することができ、また基礎層の上に配置することができる。
2層基礎:モータとポンプはそれぞれの基礎層の上に取り付けられ、ポンプ吐出管は2つの基礎層の間にある。
2.ポンプは引出不能式とロータ(ベーンガイドを含む)またはポンプ全体引出可能式の2種類に分けられる。
3.ポンプインペラは遠心全体インペラまたは斜流式全体インペラに分けられ、バイメタル全体インペラと組合せインペラなどがある。
4.ポンプの軸方向力はモータのスラスト軸受によって受けることができ、必要に応じてポンプ自体のスラスト軸受によって受けるように設計することもできる。
5.ポンプの軸受はゴム(耐摩耗、耐食性、耐海水ゴム)ガイド軸受であり、駆動端(カップリング下方)に転がり軸受を採用することもある。ポンプ軸には通常保護管が設置され、保護管内には清浄な圧力水が充填され、ガイド軸受の潤滑と洗浄に使用され、圧力水の量は流量リレーによって制御され、渇水による軸受の損傷を防ぐことができる。
ポンプが汚水や粒子を含む水を輸送するために使用される場合、ガイド軸受端には停止後に媒体が軸受内に進入しないように駐車自動軸封装置が設けられている。
6.海水を輸送するポンプは、海水の電気腐食に耐える材料を採用するほか、ポンプ部品の電気腐食を防止するために、動電陽極法または外部電源法の陰極保護装置を採用する。
7.ポンプは剛性または弾性カップリングを介してモータによって直接駆動される。
8.ポンプ吸入コーン管は、通常のホーン形状と改良された楕円形の2種類である。