ポンプインペラは多段遠心ポンプの重要な部品であり、鋳鉄で作られている。ステンレス鋼の材質を使用することもでき、ポンプ羽根車の羽根はまた主要な役割を果たし、ポンプ羽根車の形状とサイズはポンプ性能と密接な関係がある。ポンプインペラは一般に単吸式と二吸式の2種類に分けることができ、単吸式インペラは片側吸水であり、小流量ポンプインペラはこのタイプが多い。二重吸式羽根車は両側吸水であり、大流量ポンプ羽根車はいずれも二重吸式羽根車を採用している。

多段遠心ポンプ式ポンプ羽根車は主に以下の4種類の形式があり、（a）閉式、（b）前半式（c）後半式（d）開式

1、閉式羽根車：羽根と前、後カバー板からなる。閉式羽根車は効率が高く、製造難易度が高く、多段遠心ポンプにはzuiが多い。清水、溶液などの粘度が小さい粒子を含まない清浄な液体の輸送に適している。　　

2、半開式羽根車：一般的に2種類の構造があり、その1つは前半開式で、後蓋板と羽根から構成され、この構造羽根車は効率が低く、引き上げのために調整可能な隙間を配置する必要がある密封環のもう1つは後半開式で、前蓋板と羽根から構成され、閉式水ポンプ羽根車と同じ密封環を応用することができ、効率は閉式羽根車と基本的に同じで、羽根は液体を輸送する以外に、（背羽根或いは副羽根車の）密封作用を有する。半開羽根車は、固体粒子、繊維などの懸濁物を含む液体を輸送するのに適している。半開式羽根車の製造難易度は小さく、コストは低く、適応性が高く、近年、製油化学工業用多段遠心ポンプへの応用が徐々に増加し、清水と清水に似た液体を輸送するために使用されている。　　

3、オープンインペラ：羽根及び羽根補強リブのみ、前後カバープレートのないインペラ（オープンインペラ羽根数が2-5枚少ない）。ポンプインペラは効率が低く、応用が少なく、主に粘度の高い液体、及びスラリー状液体の輸送に用いられる。

多段遠心ポンプ式ポンプ羽根車の羽根は一般的に後曲げ式羽根である。羽根には円筒形とねじれ形の2種類があり、ねじれ羽根を応用することで羽根の負荷を減らすことができ、多段遠心ポンプの吸入性能を改善し、レジスト能力を高めることができるが、製造難易度が高く、コストが高い。

ポンプインペラ製油化学工業用多段遠心ポンプは、インペラが鋳造または全溶接された全体的なポンプインペラであることを要求する。溶接水ポンプ羽根車は近年発展してきたもので、鋳造性能の悪い金属材料（例えば鉄及びその合金）製造のための化学工業用特殊多段遠心ポンプに多く用いられている。溶接水ポンプ羽根車の幾何精度と表面仕上げ度は鋳造羽根車より優れており、多段遠心ポンプの効率向上に有利である。